波の理68 心を動かすために体を動かすの理 〜The Mind Follows the Body〜

朝、海に向かう。

なんとなく、気が重い。

昨日のことが、頭のどこかに残っている。

答えの出ない考えが、ぐるぐると回っている。

そんな朝。

とりあえず、海に入る。

冷たい水に身体を沈め、ゆっくりとパドルを始める。

最初は重い。

腕も、

心も。

けれど、

波を越え、

パドルを重ねていくうちに、

少しずつ、リズムが戻ってくる。

呼吸が整い、身体が海に馴染んでいく。

気づけば、

さっきまでの考えが、少し遠くにある。

ラインナップに出て、沖を見渡す。

空が広い。

海も広い。

そして、

自分も、その中にいる。

思う。

心を動かしたいときほど、

身体を動かせばいい。

考え続けるほど、

狭くなっていく世界も、

身体を動かすことで、

ふっと広がる。

一定のリズムで動くとき、

思考は静かになり、

代わりに、

どこか自由な感覚が立ち上がってくる。

それはきっと、

自分を少し上から見ているような、

軽やかな視点。

人生には、

いくつものハードルがある。

けれど、

それは障害ではなく、

ただのチャレンジ。

どう越えるかを、

試されているだけだ。

波も同じ。

乗るのか。

見送るのか。

その一つひとつを、

身体で選んでいく。

動くことで、

分かることがある。

楽しむことで、

ほどけるものがある。

exercise

それは、

ただ身体を動かすことではなく、

行動の中で、

理解していくこと。

だから今日も、

少しだけでもいい。

身体を動かす。

波に向かって、

静かにパドルする。

すると不思議と、

さっきまでの重さが、

少しだけ軽くなっている。

心は、

後から、

ついてくる。

日々是好日なり

Ryuei

→波の理67 細部に気を配るの理

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