二度寝とのランデブー “Second sleep never stood a chance, stoke.”
早朝サーファーにとって、これからの季節は正直つらい。
目覚ましは4時にセット。でもアラームが鳴る少し前に、なぜか自然と目が覚める。
夏は軽やかに飛び出せたベッドも、冬は魔物の領域だ。
外はまだ暗く、部屋の中も寒い。布団はブラックホールのように僕を引きずりこもうとする。
そして不覚にも、時に痛恨の二度寝に絡め取られる。
だけど、気合を入れて起き出し、顔を洗ってウェットに着替え、チャリボーに板を乗せてビーチに向かう。
まだ星空のもと、既に先着しているサーファーのシルエットが暗い波間に蠢く。
そして〜ラインナップで波待ちしていると、三浦の先から朝陽が刺し始める。
空と海がピンクに染まるグラデーションは何度見ても奇跡だ。
Sunrise Surfing! 世界のノイズは消え、ただ多幸感だけが残る。
だからこそ僕は、今日も二度寝という重力と闘っている。
波は逃げない。逃げるのはいつだって僕の方だ。
日々是好日なり
Ryuei

