サーフィンを終え、
夕暮れのビーチをボードを抱えて歩く。
一日の喧騒が嘘のように静かだ。
心地よい疲労が身体を覆い、ひんやりした砂の冷たさが素足に気持ち良い。
波をくぐり、パドルを重ね、
この身体は今日も海を感じてきた。
ふと足を止めると、
波の音だけが静かに聞こえる。
砂の上には、
自分の足跡が続いている。
その周りには、
シーグラスや貝殻が
小さな宝石のように光っている。
思う。
生きる喜びは、
すべてこの身体を通してやってくるのだと。
風の温度も、
波の重さも、
夕焼けの色も。
すべては、
この身体が受け取っている。
自分に厳しくあれ、
そんな言葉にばかり耳を貸す必要はない。
今日も海を感じてくれた
この身体に感謝する。
慈しみ、
愛する。
自分の内側が愛で満ちるとき、
その静かな温もりは、
自然と外へと広がっていく。
人を愛するということは、
きっとそこから始まるのだ。
夕暮れの浜を歩きながら、
そんなことを思う。
日々是好日なり
Ryuei
