最近、朝イチのサーフィンで嬉しいことがある。
日の出が、少しずつ早くなってきたことだ。
冬の間は、早起きしても外は真っ暗。
寒さも厳しく、ウェットに着替えるのに、
ちょっとした覚悟が必要だった。
吐く息は白く、
指先はかじかみ、
「今日はやめておこうか」と
心が揺れる朝もあった。
それでも海に向かうのは、
もう習慣というより、体のリズムみたいなものだ。
最近は、朝五時半ごろには、
空がほんのり白み始める。
庭のサーフ小屋でウェットに着替えていると、
暗闇だったはずの空に
少しだけ夜明けの気配が混じっている。
外の空気も、
真冬の刺すような冷たさではない。
三寒四温。
まだ寒い日はあるけれど、
海に入るたびに思う。
「ああ、春が近づいているな」
カレンダーよりも先に、
体が季節を知る。
波を待ちながら見る空も、
少しずつ明るくなってきた。
またひとつ、
朝イチサーファーの楽しみが戻ってくる。
日々是好日なり。
Ryuei
