Nami-no-ri 波の理10〜『正しさ』より『楽しさ』の理(ことわり)

『正しさ』より『楽しさ』の理

人は正しさや、正義を口に唱え始めると、窮屈でしんどい人生になってしまうらしい。正義を立てる人は、現在の自分が信じる正義を守る余りに、流動的な未来を見ることができない。正しさや正義を唱えることを一時やめる。完全にやめるのではなく休息すればよし。その上で事態を見つめながら、いつ言うべきか、否、言わざるべきかを静かに観察する。

サーフィンも同じような気がする。何よりも『楽しむ』べし。ジャズのセッションの如く、波や風、周りのサーファー、その刻々の状況の変化に応じて『即興』こそが求められる。なので、それを窮屈にしないためには、何よりも『楽しむ』ことだ。せっかく海に来ているのだから、その波は、はるか沖合の彼方から長い長い旅路の末にサーファーの目の前にやって来てくれたのだから、その一瞬を一生懸命に楽しみたい。

Ryuei

→波の理9 幸と不幸はワンセットの理

→波の理11 一服の理

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