Nami-no-ri 波の理33〜 テイクオフとは純粋経験であり主客同一に他ならないの理

哲学者、西田幾多郎が提唱した『純粋経験』(Pure Experience)。それは主観(自分)と客観(外界)の区別が生じる前の純粋な経験を言う。そして、純粋経験の中で主体(私)と客体(対象)が分たれず一体となる状態が『主客同一』(Unity of Subject and Object)。
僕の場合、テイクオフの刹那、それまでの思考は不思議と止まり、波が崩れる音すらも聞こえていない。図らずも無音の没我状態にあり、下手っぴながらも波と一体化する感覚を覚えている。
早朝、日の出前からサーフィンをするが、なんというか『整った状態』で一日のスタートが切れているのは、テイクオフのお陰だとつくづく感じる。
God, thank you for bringing surfing into my life!
Ryuei

→Free Fall(A4版)

→波の理32 正しさより好き嫌いの理

 

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