人に喜んでもらう為、以前はそういう感覚をもって事に臨んでいた。大事なのは、あくまでも対象となる人であり、その人やその人たちが喜ぶようにと、時に自分を犠牲にして。もしかしたら、小さな義務感が心の中にあったかもしれない。
が、年を重ね、経験の皮が厚くなり、更には少し図々しくなるにつけ、人が喜ぶのを『自分自身が見たいから』と、『自分を主役』に据えるようになってきた。極端な話、趣味の欄に『人を喜ばすこと』とストレートに書くような。自分が好きなので、遠慮なくそうする。すると、小さな義務感という堰が外れ、泉から溢れ出る創造性が強い流れとなって心の中に入ってくるようになった。
だから、なのか、何事につけ、何か大きな流れの中にいて、その事に臨んでいるような楽しさを感じられるようになってきた。人生の面白い変容だと思う。日日是好日なり。
Ryuei