へたくそパパサーフィン 波待ちダイアリー45 静かな活力〜Stillness in Motion〜

静かな活力 〜Stillness in Motion〜

板の上に立つ刹那、世界は静かに溶けていく。
足の裏に伝わる水の震え、風の音、波の押し上げる力〜
そのすべてがひとつの線でつながり、僕は自分という存在を忘れて、ただ波と呼吸を合わせる。

その瞬間こそ、僕の“没我”だ。

何度テイクオフしても、この感覚だけは決して色褪せない。
うねりに身をゆだねるたび、心は深く静まり、静けさの底から、ゆっくりと力が湧き上がってくる。

プルアウトして振り返ると、同じ海を分かち合ういつもの仲間たちの姿がある。
言葉を交わさなくても、みんながそれぞれの「今」と向き合っていることが伝わってくる。
その気配が、海の静けさに温かさを灯す。

同じ時間、同じ海、同じうねりを追い続ける波友たち。
笑い声や、励ましの一言が、いつの間にか絆となって、僕の海をさらに豊かなものにしてくれる。

サーフィンは僕に、安らぎも、健康も、仲間も、そして人生の喜びの多くを与えてくれた。
今日もこうして波に乗れることに、深く感謝したい。
神よ、僕をサーフィンに出会わせてくれて、ありがとう。

日日是好日なり。
Ryuei

→波待ちダイアリー44 冬の海と桃色の頂

→波待ちダイアリー46 二度寝とのランデブー

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