波待ちダイアリー70 四年前の一言~The Words That Changed My Course~

日曜日。

僕が所属するWarm Up Surfのコンテストが開催された。

今年も、昨年に続いて、オーバー50と、ロングボードクラスAにダブルエントリー。

終中、小雨だったけど、前週の台風7号、8号のうねりが残る、グッドスウェルの大会となった。

Perfect swell after the typhoon.

結果は、

オーバー50クラス優勝。

ロングクラスAは6位入賞。

もちろん嬉しかった。

でも、一番嬉しかったのは、優勝そのものではない。

四年前のあの日のことを思い出したからだ。

Winning always feels good!

当時の僕は、まだ大会には出場していなかった。

ヘタパパのイラストの参考に、取材を兼ねてコンテストを見学していた。

その時、大会主催者、ノブさんこと塩坂プロが何気なく言った。

「来年は出てみれば?」

「大会って、モチベーションになるよ」

その一言が、心に残った。

翌年は、都合がつかずパスしたが、翌々年、つまり去年は出場した。

結果は、

オーバー50クラス2位。

初出場での2位は、嬉しかった反面、

あと一歩届かなかった悔しさが残った。

だから、この一年。

ただ海へ通っていただけではない。

「来年こそ」

その気持ちを胸に、一年かけて波に乗り続けた。

僕はサラリーマンとアーティストの二足の草鞋なので、サーフィンは早朝オンリー。

風が強い日も。

サイズのない日も。

真冬の暗い海も。

全部、今年のコンテストへ繋がっていた。

そして先日。

ようやく一番高い場所に立つことができた。

だから、このトロフィーは、一日で手に入れたものではない。

四年前に塩坂プロからもらった一言と、

去年の悔しさと、

一年間積み重ねた一本一本の波。

その全部が、この優勝に繋がっていた。

改めて、Warm Up Surfの皆さん。

大会を運営してくださったスタッフの皆さん。

当日、大会のためにヨコにズレてくれたサーファーの皆さん。

そして、いつも海で一緒に笑い、刺激をくれる仲間たちに感謝したい。

波友に感謝

サーフィンは、一人で海へ入るスポーツだけれど、

一人では、ここまで来られなかった。

日日是好日なり。

Ryuei
Surfer · Author & Illustrator

→波待ちダイアリー69 「ヘタパパ」連載を終えて

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