幸と不幸はワンセットの理(ことわり)
幸せと不幸は、必ずワンセットとなっているらしい。言わばコインの裏表の関係にある。空腹があるから、食事がとても美味しく感じられる。夜があるから昼があり、恐怖があるから楽しさもある。
波乗りも同じで、波がないときがあるからこそ、波のある日がとても貴重に感じられる。僕にとっては、逆もある。波がデカすぎて、手に負えず、アウトに出るのもままならず、出たと思えば、波のデカさに恐怖し、ビビってしまって全然乗れない。やけくそでテイクオフしたはいいけど速攻パーリング。グルングルンに波に巻かれ、エキスパート勢の進路を妨害しては怒鳴られ、ほうほうの体でビーチに上がる。こんな日があるからこそ、程よいサイズのメローウエイブを楽しめる。
そう、幸と不幸は必ずワンセットなのだから、辛いことや嫌なことが起こっても、それは来るべき幸せのサインと受け止めれば良い。Take it easyだ。
Ryuei