Nami-no-ri 波の理9〜幸と不幸はワンセットの理(ことわり)

幸と不幸はワンセットの理(ことわり)

幸せと不幸は、必ずワンセットとなっているらしい。言わばコインの裏表の関係にある。空腹があるから、食事がとても美味しく感じられる。夜があるから昼があり、恐怖があるから楽しさもある。

波乗りも同じで、波がないときがあるからこそ、波のある日がとても貴重に感じられる。僕にとっては、逆もある。波がデカすぎて、手に負えず、アウトに出るのもままならず、出たと思えば、波のデカさに恐怖し、ビビってしまって全然乗れない。やけくそでテイクオフしたはいいけど速攻パーリング。グルングルンに波に巻かれ、エキスパート勢の進路を妨害しては怒鳴られ、ほうほうの体でビーチに上がる。こんな日があるからこそ、程よいサイズのメローウエイブを楽しめる。

そう、幸と不幸は必ずワンセットなのだから、辛いことや嫌なことが起こっても、それは来るべき幸せのサインと受け止めれば良い。Take it easyだ。

Ryuei

→Nami-no-ri 波の理8〜ハードルの理(ことわり)

 

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